8003

【まとめ】2020年ダイヤ改正 関西圏

お久しぶりです。8003です。最近は忙しく、なかなか鉄分を補給できていませんでした。用事が一旦落ち着いたので、またブログの更新をツイッターとともに再開していきたいなというふうに思っていますので、これからもよろしくお願い申し上げます。

さて、昨日土曜日からは日本全国の鉄道会社のダイヤが変わっています。このブログでは関西圏の鉄道についてお伝えしていければなというふうに思っています。最後までお付き合いいただけたら嬉しいです。

JR大和路線(関西本線)・奈良線―土休日にJR難波発京都行きの快速が誕生

まずはじめに関西圏のダイヤ改正で生まれたものからご紹介していければなと思います。大和路線奈良線ではJR難波発京都行きの快速(奈良からみやこ路快速)が土休日に2本設定されました。京都方面へ1本で通えるようになりますね。所要時間はおよそ1時間30分となっています。時間的に言えばそこまで早くないです。しかし京都といえど鉄道会社によって駅の所在地が多少離れておりますので、目的地に合わせて使うルートを決めたほうが良さそうですね。例えばなんばからの場合は三条や四条方面へ向かうのであれば、御堂筋線なんば駅から淀屋橋で京阪特急に乗り継いだほうが早いです。

JR宝塚線(福知山線)―昼間時間帯の快速・丹波路快速は快速に

JR関係で言いますと、昼間時間帯のJR宝塚線福知山線)では毎時4本の快速・丹波路快速区間快速に置き換わり、停車駅は始終着の大阪を含めまして、宝塚までは尼崎・伊丹・川西池田中山寺で今まで通りなのですが、宝塚以北は各駅に止まるようになり、今まで優等列車が停まらなかった、生瀬・武田尾・道場にも停まるようになり、所要時間は5分以上伸びているようです。三田市では大阪へのアクセスの良さを売りにしているそうです。市職員や不動産会社にとっては痛い話になってくるかもしれません。区間快速に置き換わった理由としては昼間時間帯の利用客数の減少にあるようです。毎時4本の普通列車に関しては宝塚駅止まりになってしまうので、西宮名塩・三田・新三田駅に関しては昼間時間帯は1時間に4本と半減になってしまっています。実際を言うと4本になっている時間帯は3から4時間程度の換算としている時間帯なので、あまり影響を受ける人は少ないのではないかと思います。

関空アクセスの強化

JRでは関空特急はるかが新型車両271系の登場により9両統一になったり、ゆめ咲線の本数増加、嵯峨野線みやこ路快速の増強など外国人向けの変化が多いように感じましたが、新型コロナウイルスの影響を受けている今、今回のダイヤ改正のまま一年営業していくのか、少し運休するのかはわかりませんが、少しでも損失を減らして効率の良い運営をしていってほしいです。
JR西日本が4月20日関空特急はるかを4月24日から当面の間大幅運休させることが発表されています。ご利用の際は事前にご自身でお調べの上で、ご乗車ください。

近鉄線―新型特急80000系ひのとり

近鉄線でいいますと、目玉は2つですね。1つ目は新型の特急です。関西のニュースではどの局も報じるほどの注目を集めた『ひのとり』が誕生しました。『くつろぎのアップデート』をコンセプトにいろんな新しい設備が誕生しています。例えば『バックシェル』。シートを最大限までリクライニングさせた状態を覆っているこの構造は新幹線あるあるの「席の背もたれを動かしたいけど、後ろの人が気になって動かせない」というのを解決したすごいシステムなのです。またプレミアムシートも設定されており、新幹線とはまた異なる魅力を見せています。時間に余裕があったら、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。

80000系導入により12200系は引退間近

それに伴う現役車両の引退ももちろんあります。近鉄12200系はこれに伴い、順次引退していくそうです。ビスタカーやACEと違い、蜂色?の車体にも関わらず塗装の変更がされて来ず、引退が囁かれていました。1960年代登場の特急が50年近く、よくもったなという印象です。本当にお疲れ様でした。また近鉄特急の象徴でもあった、蜂色に紺色の帯という塗装がなくなってしまうのかと思うと少し寂しいです。またどこかで復刻してほしいなと思います。

土休日近鉄阪神直通快速急行は原則8両編成に

近鉄ダイヤ改正の目玉2つ目は土・休日、阪神線と直通運転している6両編成の快速急行を8両編成で運転するそうです(一部列車
を除く)。あわせて、途中駅で車両の連結解放作業を取り止めること等により所要時分を平均4分短縮するそうで神戸―奈良間でJRに仕掛けてきていますね。阪急神戸線沿線の僕も奈良に行くときは、今津線で今津に出て、よく快速急行を利用させていています。

あとは特急の細かい変更や始発の時間などの変更などがされています。

近鉄線と阪神線を直通する快速急行の変更が神戸三宮の先、高速神戸で合流する阪急線にも影響が出て、阪急線の何本かに細かい変更が出ています。

【余談】阪急電鉄の車両の動向について

神戸線系統では神戸本線の最後の5000系であった5000Fが先日正雀工場に回送されており、一部のTwitterの情報では部品が外されていたようなので、廃車の可能性が高いものと思われます。また、旧2250系が含まれていた、6050Fは神戸本線を撤退し、4両に短縮して7090Fとなり、2連の7005Fと連結して、2+4連で前任の5102F同様に伊丹線の予備も兼任しているものと思われています。しかし、前任の5102Fはまだ正雀車庫にいるそうです。廃車の順番待ちか、実験用なのか、整備待ちかわかりませんが、随分と正雀に長居しているので、少し気になっています。この2編成の本線撤退により、神戸本線で毎時115km出せないのは通勤特急専属の6016Fのみとなり、ほぼ全列車が毎時115km出せるようになったので、今まで毎時115kmで走る特急のみに与えられていた称号?の『A特急』という表示が運転手のスタフに見受けられなくなってしまいました…。神戸線独特の表記だっただけあり、少し残念です。

今回のダイヤ改正で最も意外だったのは、阪急京都線9300系と阪神線での自動放送装置の導入です。まだ阪神線のは聞けていませんが、阪急京都線9300系では英語放送が導入されていました。また準急用の放送もあったみたいなので、特急限定という訳ではなさそうです。

…ということで、今回はここまでにさせていただきたいと思います。

皆様のまたのご訪問をお待ちしております。

最後に

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最後までご覧いただき、ありがとうございました。   8003

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