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【阪急】8000Fのリニューアルが確定

                                                                                              

 

8000Fのリニューアルが確定

本日上記のようなツイートがありました。
 
車番から、長期に渡って正雀に入場している8000Fであることが分かります。2020年の11月23日に六甲駅と御影駅の間にあるの高羽踏切にて無人の車と衝突し損傷したのち、数日間西宮車庫で留置された後、2020年の12月7日の未明に正雀車庫に回送されていました

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(事故前にリバイバル編成として活躍していた8000F・この写真以降は管理人撮影)

 

車番が従来の貫通路中央部分から、他のリニューアル車と同様に車掌側へと車番が移設されています。
 

1980年(昭和55年)から1988年(昭和63年)にかけて製造された7000系のうち、8両編成のリニューアルが1通り終了し、昨年度は8008F、昨年度から今年度にかけて8042Fがリニューアルされ、8000系のリニューアルも本格的に開始されたように思われます。前面に関しては7000系は全編成がほとんど同じ顔で製造されたのに対し、8000系は大きく分けて、3種類ほどの前面に分けられます。

8000系の前面の種類

①前期型

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写真にある8006F(1991年製造)から前面の飾り帯が廃止されているが、それ以前の車両は上に掲載した8000Fのように飾り帯が付いていました。

②中期型

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1993年度製造の8033F以降は前面デザインが「額縁」に代わって中央部が「くの字」に膨らんだ形状に変更され、車番の位置が前面貫通扉下部から右窓下に変更された。また、この車両から前面の表示幕が大型化されている。乗務員室の設計変更量を抑えるために傾斜角はわずか[15]となったものの、阪急電鉄が製造した車両としては初めて[注 4]の流線型となった[注 5]

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%98%AA%E6%80%A58000%E7%B3%BB%E9%9B%BB%E8%BB%8A

阪急8000系電車 - Wikipedia

③後期型

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写真はリニューアルされた8042F。日本生命の開発した日生ニュータウンと梅田を結ぶ日生エクスプレスの増結用に製造されたものの、日生エクスプレスの10連運用が無くなってしまい、神戸線に移ったのちにリニューアル改造されました。

8040形は簡単に言えば、8200系の側面を8000系に変えたような形式でありますが、一応大きなくくりとしては8000系に属しています。

 

8008Fと8042Fのリニューアルによって、2タイプの前面の改造のパターンを知れたので、8033F~8035Fのリニューアルがどのようになるのかも興味深い所ではありますね。7000系とは違い、生産当初から違いが沢山あるので、リニューアルによって更にバリエーションが増えるとなるととても楽しみです。

 また、阪急は伝統的に神宝線と京都線で車両の機器製造会社を変えているので、京都線にはこの兄弟ともいえる別形式の8300系も存在していますが、8300系にも上記の3タイプの前面があります。8300系に関しては大規模なリニューアルはまだ行われていないので、今後の動きに注目していきたいと思っています。

また、リニューアルはしていなくてもGTO-VVVFIGBT-VVVFに変えた編成が8000系に関しては8004F、8005F、8002Fの3編成、8300系では8302F、8330F+8310F、8303Fの4編成あります。ここ数年でその編成数は徐々に増えつつあります。阪急でも他の鉄道会社同様にGTO-VVVFが淘汰されるかもしれません。それには以下のような理由からだと思われます。

登場から四半世紀以上経過した現在では、部品(基盤や素子)の確保が困難になり始めていることもあり、先述したIGBT-VVVFインバータや半導体にSiC(炭化ケイ素)を使用し、トランジスタの構造をIGBTからMOSFETに変更した

通称SiC-VVVF(SiC-MOSFETとも)に交換されるケースが多くなっている。

VVVF-GTO (じーてぃーおーいんばーたーせいぎょ)とは【ピクシブ百科事典】

 阪急でGTO-VVVFの音を聞ける機会がますます減っていて、寂しい限りです。GTO-VVVFで残っている編成もいつ換装されるかは分からないので、早めに記録しておこうと思いました。

最後に

最後までご覧いただき,ありがとうございました.

 

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